eスポーツの未来 5Gでより発展するeスポーツとどう関わる?

eスポーツ

eスポーツとはエレクトロニックスポーツの略で、「コンピューターゲームを用いた競技」です。

eスポーツには様々な種類があり、大会賞金の高額化や億を超える年収のプロゲーマーの誕生など盛り上がりを見せています。詳しく知りたい方はeスポーツとは?驚くべき賞金金額とその発展をご覧ください。

今回はそんなeスポーツのこれからについてのお話をしていこうと思います。

eスポーツが他のテクノロジーとどのように相乗効果を起こすのか、我々はどのようにeスポーツと関わっていくのかについて分かりやすく解説していきます。

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5Gとeスポーツ

eスポーツは5G時代の新たな娯楽として期待されています。

5Gとは超高速大容量・超低遅延・多数同時接続の特徴を持つ次世代の通信システムでした。詳しく知りたい方は5Gとは?5Gで世界はどう変わるをご覧ください。

5Gとeスポーツは非常に相性のいい組み合わせです。

5Gの持つ低遅延という特徴はオンラインで対戦するeスポーツにおいては非常に重要なポイントです。また多数同時接続が可能になれば多くのプレイヤーが同時に参戦することも可能になります。

例えばFPSの一つである「荒野行動」は100人が参加するバトルロワイヤルが可能です。この人数が上昇したり、操作の精度が上がることでさらに幅広い楽しみ方が可能になるのですね。

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これからのeスポーツ

競技+観戦のステージへ

eスポーツのプレイヤー人口の増加と共に大切になってくるのが、娯楽としてeスポーツを楽しむ観戦の観点です。

具体的な観戦環境はどのようになっているのでしょうか。

2014年人気MOBA「League of Legends」の世界大会は4万人収納できるソウルワールドカップスタジアムで開催されました。ワールドカップが行われたスタジアムでeスポーツの大会が開かれるという規模に驚かされますね。

2014 League of Legends World Championship

さらに2018年、ソウルに「LoL PARK」というLeague of Legends専用eスポーツ会場が作られました。この会場は500人が収容可能で、スクリーンや配信設備など観客が楽しめるような設計がされているのが特徴です。

League of Legends専用eスポーツ会場「LoL PARK」

スタジアムだけでなくストリーミング配信サービスも始まっています。「Twitch」はeスポーツのストリーミング配信や投げ銭に特化したAmazon傘下の企業です。PCでもスマホでも気軽にeスポーツを楽しむことができるという特徴があり、スタジアムとはまた異なる形でオーディエンスを楽しませる仕組みです。

Twitch

ゆくゆくはオリンピック種目へ

eスポーツは一つの通過点としてオリンピック種目になることを目指しています。既にeスポーツはアジアオリンピック評議会が主催する2022年のアジア競技大会の公式種目に決定しています。これによりeスポーツが初めて正式なメダル種目になることが決定しました。

2024年のパリオリンピックでは公式種目の見通しは不明ですが、2028年のロサンゼルスではその可能性が高いと考えられています。

様々なeスポーツの楽しみ方

日本にとってeスポーツはまだ新しい市場であるため、これから様々なeスポーツへの参加方法が現れるでしょう。代表的な参加方法を並べてみます。

  • 賞金を稼ぐプロゲーマー
  • 配信収入やスポンサーで稼ぐストリーマー
  • 趣味として様々なゲームを楽しむプレイヤー
  • 観戦を中心に楽しむオーディエンス

eスポーツを職業にするとなるとプロゲーマーばかりに注目が集まりがちですが、配信収入やスポンサー収入、投げ銭はとても大きい収入です。ただゲームが上手いだけでなく、「見ていて楽しいプレイをする」「その本人がとても魅力的である」など様々な戦い方があり、YouTubeのように隆盛を極めていくことが予想されます。

趣味としてeスポーツに関わる場合でも、プレイヤー・オーディエンス双方の楽しみ方ができます。年齢や性別、社会的立場、障害の有無など一切関係なく、みんながプレイヤー・オーディエンスとして楽しめるスポーツのような地位を築いていくでしょう。

これらの立ち位置のどこでどのようにeスポーツに関わって楽しんでいくかを考えておくのも大切かもしれませんね。

まとめ

日本は韓国・中国・アメリカなどのeスポーツ先進国に比べると7年遅れであるといわれています。逆に言えば、今のeスポーツ先進国の様子を知ることで、日本でeスポーツがこれからどのようになっていくかが分かるということです。

ニュースのスポーツコーナーで野球やサッカーと同じようにeスポーツの結果が報道ほど日常に浸透する日も近いかもしれませんね。

eスポーツと関わり、楽しんでいくために今後も注目していきたい分野です。

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